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ハナさんのおきゃくさま
町と森のさかいに目にある、ハナさんの家には玄関が二つあります。
玄関の一つは町の方に向いていて、もう一つは森の方に向いています。
どちらからも入ることが出来る、お客様大歓迎の家です。
「えんりょはいりませんよ。このうちはたのしいこと、まちがいなし」ですって。
最初に森の方のドアから入って来たのは山ばあさん。ボサボサ頭の中にはひな鳥が三羽。
ひな鳥がピチチチと鳴くと、「おちびさんたち、はねむしってまくらにいれちゃうよ」なんて平気で、恐ろしいことを言います。
次にやってきたのはおばけの子。
一つ目おばけはハナさんのことを、二つ目おばけだと言って大喜び。
一緒に町へ行こうと誘います。もちろん、人間を驚かすのです。「おばけだぞ~」ってね。
町の方のドアからもお客さんがやって来ました。アフリカの景色を売っているアフリカやさん。
どんな景色を売っているかは見てのお楽しみ!
ハナさんの家には次々といろんなお客がやって来ます。
みんなとびきりおかしくて、不思議な話をしてくれます。
長い夏休みは幼年童話を読んでやる良い機会ですね。
今回は、ちょっぴり涼しくなる本を紹介です。
ハナさんのおきゃくさま (福音館創作童話シリーズ)
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角野 栄子
福音館書店
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