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大好きな仕事ができる幸せ~助産師たちのつぶやき~

助産師たちのつぶやき夏真っ盛り。皆さんお元気にお過ごしですか?外に出た瞬間に身体から汗が噴き出てきますね。私は少々夏バテ気味です。熱中症予防のために水分とミネラル分をバランスよく摂りましょうね。

さて、今回は2年ぶりに周産期センターに配属され、赤ちゃんやお母さんに囲まれて大好きな仕事ができる幸せをかみしめている私のつぶやきをきいてください。

平成29年4月に新人看護師Aさんが私が勤務する整形外科・婦人科に配属されました。Aさんは看護学生時代から助産師になることを夢見ていましたが、一度、一般病棟で看護師として働く選択をしました。一般病棟で勤務しながら、私はAさんとたくさん話をし、助産師の魅力をいっぱい伝えました。ある日、Aさんから「宮木さん、私、助産師学校を受験することにしました」と伝えられました。その時のことを昨日のことのように覚えています。そう、Aさんは助産師学校の受験を決めたのです。

あれから一年、そのAさんが、7月から医療センターに実習に来ています。なんだか、先輩助産師としてだけでなく、母のような気持ちで嬉しくてたまりません。先日、Aさんは、1例目のお産に関わらせていただくことが出来ました。助産師になるためには、座学だけでなく、分娩介助を10例経験した上で、助産師国家試験に合格しなければなりません。そのためには、お母さんと赤ちゃんの協力が不可欠です。実習の趣旨を理解し、快く実習を受け入れてくださるお母さんや赤ちゃん、ご主人さんをはじめご家族の皆様には感謝しかありません。Aさんは、産婦さんの腰をさすったりして、陣痛に苦しむ産婦さんを一生懸命支えていたと分娩指導の助産師に聞きました。そして「オギャー。」元気な赤ちゃんが産まれたそうです。記念すべき日、私はお休みだったのですが、後日お世話になったお母さんに話を聞くことが出来ました。「Aさんがずっと腰をさすってくれたので本当に助かりました。こちらのほうがありがたかったです。」私の方が泣きそうになりました。Aさんは助産師としての一歩を踏み出したのです。来年の4月からは助産師としてこの医療センターで一緒に働くことになります。これからも、先輩助産師として、母として(笑)Aさんの成長を見守っていきたいと思います。

追伸:「助産師のつぶやき~妊娠・出産は奇跡の連続~」を投稿した助産師八木は、先日元気な赤ちゃんを出産しました。応援ありがとうございました。陣痛中、せっせと赤富士を描いていました。

文/浜松医療センター 助産師 宮木良美

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