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子どもと星空を楽しもう 2026冬 街中でもすぐに見つかる!冬の夜空に輝く「木星」
冬の澄んだ夜空で、いま一際まばゆい輝きを放っている星をご存知でしょうか。その正体は、太陽系最大の惑星「木星」です。特に注目したいのが2026年1月10日で、この日、木星は「衝(しょう)」という絶好の観察チャンスを迎えます。これは太陽・地球・木星が一直線に並ぶ現象で、木星がマイナス2.7等級という圧倒的な明るさになり、一晩中その姿を現してくれます。都会の明るい空でも肉眼ですぐに見つけられるため、お子さんと一緒に夜空を見上げるには最高のタイミングです。

【2026年1月10日午後7時ごろの東の空】
この木星、実は地球の約11倍もの直径を持つ巨大なガスの塊です。望遠鏡を覗くと見える美しい縞模様は、猛スピードで自転する木星に吹く強い風が、アンモニアの雲をたなびかせて作り出したものです。中には「大赤斑」と呼ばれる地球がすっぽり入るほど巨大な嵐の渦もあり、300年前にはすでに発見されていますが、今も存在し続けているというから驚きです。さらに、木星のすぐそばには、1610年にガリレオ・ガリレイが発見した「ガリレオ衛星」と呼ばれる4つの特徴がおもしろい衛星たちが寄り添っています。

【木星】
「あのとても明るい星が木星だよ」「あの縞模様は全部雲なんだって」と、写真や図鑑で見た世界を実際の夜空と答え合わせするのは、お子さんにとって忘れられない体験になるはずです。真夜中には頭の真上近くまで昇り、冬の1等星たちをも圧倒するような輝きを見せる木星。この冬はぜひ、親子で宇宙のスケールに思いを馳せながら、夜空の主役を楽しんでみてください。
注1 星図はステラナビゲータ11によるシミュレーション画像
注2 木星は浜松市天文台事業協力者の会 西岡毅氏撮影
文/浜松市天文台 村松 大河
浜松市天文台
住所:浜松市中央区福島町242-1(五島協働センター3F)
電話:053-425-9158


