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子どもと星空を楽しもう 2024冬 冬の1等星を楽しもう

冬になりました。晴れの日が多いですが、遠州のからっ風が吹き、体感温度は低い。それが浜松の冬ですね。たくさん着込んで冬の星空を楽しみませんか。

冬の1等星を楽しみましょう。1等星は全天で21個あります。南の空の星は浜松からは見られないので、浜松では年間で16個の1等星を見ることができます。
冬の星座には、1等星が8個もあります。16個のうち半分の8個は冬に見られます。冬は空気が澄んでいて星がきれいと言われますが、冬は明るい星が多くて星がきれいということでもあります。

下は、1月下旬、19時ごろの南東の空の様子です。7つの1等星の名前と意味を紹介します。(ステラナビゲータ11で作成)

子どもと星空を楽しもう 2024冬_01

子どもと星空を楽しもう 2024冬_02

オリオン座を基準に探していくと分かりやすいと思います。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと「冬の大三角」になります。オリオン座のベテルギウス以外の6つの1等星を結ぶと「冬のダイヤモンド」と呼ばれる大きな六角形になります。空に大きなダイヤが輝いています。

ぜひ、お子さんと一緒に冬の1等星探しをしてみてください。名前が分かれば楽しさ倍増です。名前は覚えなくても、「明るい星がたくさんあったね。」「星がきれいだね。」で花丸です。本物を見るという体験を大切にしていただきたいと思います。そして、一緒に見るという時間も大切にしてください。

ちなみに、冬に見られるもう1つの1等星は、りゅうこつ座のカノープスです。高度が低く地平線すれすれに現れ、19時ごろに見られるのは2月下旬~3月になります。古くから「カノープスを見ることができると長生きする」「カノープスが見られると縁起がいい」という言い伝えがあります。

冬の星について、自分だけでは見つけられない、もっと詳しく知りたいと思ったら、ぜひ浜松市天文台にお越しください。星が大好きなボランティアさんたちとお待ちしております。毎週土曜日に星空観望会を行っています。その他イベント情報は、浜松市天文台ホームページをご参照ください。

文/浜松市天文台 喜澤 俊輔

浜松市天文台

住所:浜松市中央区福島町(五島協働センター3F)

電話:053-425-9158

URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/s-kumin/hao/

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