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うちの子らしさを大切にする子育て(4)~ほめ上手にチャレンジ~

子育て支援の場で、ペアレントプログラムを実施しています。

子どもの気質や環境により、子どもの成長発達は、様々・多様です。
ペアレントプログラムは、保護者が行動のコツを学んでおくことで、子育てをより楽しいものにしようと開発されたプログラムです。認知行動療法という手法を用いて、見方・捉え方(認知)の変容をめざしています。行動を客観的に捉え、記録表を使い「いいところ」「困ったところ」を整理し、叱って対応するのではなく、適応行動ができたことをほめて対応します。そして、ほめた時の子どもの反応を観察しながら関わり方を見つけてきます。小グループで行う、他の親の工夫や悩みを知り、共に学び合っていくプログラムです。

最初は緊張していた皆さんが、書いたことをシェアしながら、“うちもある。同じだね。”や、我が子とは違う行動や家族の大変さをお互いに知る機会にもなります。

講座の中では、身近な大人と子どもをほめる宿題があります。
日本人はほめるのが苦手です。だから、なおさら宿題だからと、ほめる行動にチャレンジしたことは価値あることだと思うのです。

あるママの報告です。

「私が洗濯物をたたんでいる横で真似してたたもうとしている我が子に、たたみ方は不十分だったけれど『すごーい!上手にたためたね!!』と少しオーバーに言うと、我が子はぴょんぴょん跳ねながら嬉しそうで、顔も笑顔でした。その笑顔を見て、我が子ながらかわいいな~って思いました。その後も、私が洗濯物をたたむとやってきて一緒にたたんでくれます」と話してくれました。

洗濯ものたたみ

【ほめると、その行動が再現される、続くの法則】が、どうやらあるらしいのです。

続けることでどうなっていくかは進行中ではありますが、やることで気づけることや発見をし、自分の感覚を大事に、我が家流を見つけていくことが、我が子らしさを育てる子育てにつながっていくのではないかと思います。あなたもほめ上手にチャレンジしませんか?

文/浜松市児童発達支援センター根洗学園 園長 松本知子先生

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