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子どもと星空を楽しもう 2024春 月を見ませんか

春になりましたね。夜はまだ寒い日もありますので、星を見るときには暖かい服装がいいですよ。1月に日本の月探査機「SLIM」が月面着陸に成功し、今後の月や惑星の探査にとって明るいニュースでした。
今回は、私たちに一番身近な天体、「月」について紹介します。身近と言っても月までの距離は、約38万kmです。普段の生活では考えられない距離ですね。

日本には古くから月を愛でる風習があり、平安時代には貴族たちがお酒を飲みながら月を眺めて詩歌や管弦を楽しんでいたようです。現代でも中秋の名月を楽しみますよね。

月はおよそ30日で新月→上弦→満月→下弦→新月と形を変えていきます。

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肉眼でも形や明るさの変化が分かるので、見ていて楽しいです。満月は、何度見てもその明るさに驚かされます。月明かりで自分の影ができるほどですからね。細い月は、特別な感じがします。そして、朝や昼間に見える月は、神秘的な感じがします。お子さんと一緒に身近な天体「月」を見てみませんか。
朝や昼に月が見えることを知らない子もいると思います。「どうして昼間に見えるのかな?」「どうして形が変わるのかな?」お子さんの知的好奇心をくすぐってあげてください。説明は天文台にお越しください。もちろん、そんな難しいことは大切ではなくて、「きれいだね。」「すごいね。」で花丸です。

4月、5月の月については、下記を参考にしてください。

4月
曜日 月の出 月の入り 特徴
2日 下弦の月 1:08 10:30 朝見える半月
9日 新月 5:33 18:56 太陽に近く、見えません
16日 上弦の月 11:09 17日2:00 午後から夜に見える半月
24日 満月 18:52 25日5:26  
5月
曜日 月の出 月の入り 特徴
1日 下弦の月 0:39 10:27 朝見える半月
8日 新月 4:23 18:53 太陽に近く、見えません
15日 上弦の月 10:48 16日0:56 午後から夜に見える半月
31日 満月 18:41 6月1日4:27  

浜松市天文台で毎週土曜日に開催している星空観望会では、月が見える日は双眼鏡や望遠鏡を月に向けます。クレーターの凹凸をはっきりと見ることができます。5月17日(金)「スマホdeムーン」はおすすめのイベントです。スマホのカメラで月の撮影を楽しみませんか。

 

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沈む直前の細い月

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スマホで撮影した月

文/浜松市天文台 喜澤 俊輔

浜松市天文台

住所:浜松市中央区福島町(五島協働センター3F)

電話:053-425-9158

URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/s-kumin/hao/

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