TOPぴっぴのブログ子育てのヒント防災豆知識防災をテーマにした自由研究に挑戦!

子連れでおでかけ

子育てのヒント

特集記事

お気に入り

防災をテーマにした自由研究に挑戦!

もうすぐ夏休み。小学生パパママが気になることのひとつに「自由研究」があるのではないでしょうか。子どもの興味がはっきりしていてテーマがすぐに決まればいいのですが、どこから手を付けたらいいのか…と悩む親子も多いですね。

迷った時は、「防災」をテーマにした自由研究に挑戦してみませんか?ここでは、小学生でも取り組みやすい「家庭内DIG」を紹介します。

「DIG」は、大きな地図を囲みながら災害時の対応策などを考える訓練のことで、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字をとって名付けられました。その中でも「家庭内DIG」は、在宅避難を想定して話し合います。災害後、電気や水道などのライフラインが止まってしまった場合、どのように自宅で生活していくか、どのような準備をしておけばいいのかを考えるものです。静岡県のサイトには、「地震が起きた時、わが家のここが危険!」などの参考イラストと共に、各家庭で間取り図や危険箇所が書き込めるシートが掲載されています。

家庭内DIG

プリントアウトしたものに子どもが間取りや家具などを書き込んだら、まずは「危険な場所」「安全な場所」などに印を入れていきます。その後は、

  • 備蓄品はどこに保管するのがよいか
  • 停電した場合は、どの部屋で生活するか
  • これから準備しておいたほうがいいことは何か

などを話し合いながらまとめておきましょう。提出用に家庭の間取り図などを入れたくない場合は、マンション広告の間取り図などを準備し、「もしこんな部屋だったら?」と仮定して作成してみるといいですね。その後ぜひ、復習も兼ねて自宅バージョンに挑戦してみましょう。「夏休みの宿題」が今後家庭内で役立つとしたらこんなにいいことはありません。

在宅避難

特に小さい子どもがいる家庭は、在宅避難ができればストレスも少なくて済むはずです。防災学習センター2階「防災いこいの場」や「キッズコーナー」には、自由研究に役立つ書籍も置いています。

防災の本

展示と併せて、ぜひご利用ください。

【参考】静岡県 家庭内DIG~地震がきてもわが家で暮らす方法~

文/浜松市防災学習センター スタッフ 森口

 

カテゴリー

このカテゴリの記事

子育てのヒント
を検索

このページの先頭へ