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Q:グラッときたら・・・まず、どうする?
机の下にもぐるの?ガスの火を消すの?
カギが開かなくならないうちに扉を開けて外へ飛び出すの?
A:その時、自分がどこにいるかですね。
家の中で机の近くにいれば、しっかりした机の下は、物が落ちてきたり家具が倒れてきてもても安全ですからいいでしょう。
台所など危険が多いところでは、すぐ離れること。火は消さなくても、今は揺れが大きければほとんど消えます。
上から物が落ちてこない、家具転倒のないところで、頭に座布団やクッションを乗せて丸くうずくまって、揺れの収まるのを待つのがいいように思います。
裂家の中の安全ゾーンを平常時に家族で考えて決めておくとよいでしょう。
揺れている時あわてて外に飛び出すのは危険です。屋根の瓦など上から物がおちてくるかもしれません。
揺れが収まってから、ドアを開けましょう。
裂余震でドアが変形して開かなくなってしまわないようにドアに靴などでもいいから物を挟んでおくといいといわれています。
外出先の場合には、避難経路を確認しておく、家族との連絡方法を決めておく等があげられます。人が多いとパニックになることも考えられるので冷静な行動がとれるように心がけたいものです。
7月1日、これまで推奨されてきた地震発生時の避難方法が科学的に適切であるかどうかを検討する文科省の専門家会議が開かれたという記事が新聞に掲載されていました。
文科省は、被災の場所や時間帯、緊急地震速報から揺れまでの猶予時間の違いなど、状況による避難方法を検討することが必要とし、今後、防災科学技術研究所の「実大三次元振動破壊実験施設」で実物大の家具の動きや効果的な避難行動調査を検討するそうです。また委員からは被災者の心理状態、地域性なども考慮する必要があるとの意見あり、本年度末までに 提言をまとめ、国や自治体の防災指針に生かしていくとのことですが、災害はいつ起こるかわかりません。
裂家族の生活パターンの中で様々な状況を想定し、備えられるといいですね。