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消防出初式

浜松市では1月上旬に出初式が予定されていますね。毎年、行われるこの行事、見に行かれたことはありますか?

出初とは何かを調べていくと・・・。
江戸時代以前までは、火事が起こったときは、住民たちが個々に消火に参加していたようですが、江戸時代になって消火にあたるシステムが確立されていきました。
江戸時代の267年間の間に突出して、江戸では大火が起こっていたからです。
1657年の明暦の大火では数万人の犠牲者が出たということで、定火消が制度化されました。これはなんと武士による火消でした。
この定火消4組が1659年に上野東照宮に集結し、気勢をあげ、この行動が出初と呼ばれたのがことの始まりだそうです。以降、毎年1月4日に上野東照宮で定火消による出初が行なわれるようになり、次第に儀式化していったということです。
きっと、当時はそのような火消という存在が大きな人々の支えとなったことでしょう。

さて、出初式に話を戻しますと、今では、代わって消防団など消防関係の人々によって行われていますね。明治時代までは1月4日と決まっていたそうですが、最近は1月6日が恒例のところが多いそうです。

車好きな小さなお子さんにとってもミニ消防車の試乗などもあり、楽しいイベントになっています。
冬場とあって、火の始末には注意が必要です。イベントとしてみるのも一つですが、ぜひ、日頃の備えなども兼ねて参加して知識を得てきてはいかがでしょうか。

hana

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