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震度7 新潟県中越地震を忘れない
作者の松岡達英さんは新潟県魚沼市川口町にアトリエをもち、創作活動をしています。
「だんごむし空をとぶ」「だんごむしうみへいく」やあまがえるりょこうしゃシリーズなど、昆虫や小動物など自然やいきもの絵本をたくさん出しているので、ぴっぴ世代の親子なら本を見たり、名前を知っていたりする方も多いでしょう。
2004年10月23日、松岡さんはアトリエで家族と過ごしていて新潟県中越地震に遭いました。
その時の被災の様子、建物が崩壊し、水道や電気・ガスなどライフラインがストップした中で、地域の住民や近くにあったホテルの宿泊者とともに過ごした避難生活の体験などがかかれています。
重い病気をもっていた松岡さんの息子のため、陸の孤島となっていた集落からの避難にも、地域の方の協力によって実現しました。
災害発生時の地域のかかわりについても考えさせられます。
図書館では児童書コーナーに置いてある本ですが、大人にもぜひ手にとって欲しいと思います。
松岡さんは、この地震の被災体験をもとに、いくつかの絵本の中で地震をテーマに取り扱っています。
次回は、子ども向けの絵本を紹介します。
はっぴー☆