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こどもの育成はアイデア勝負!

命令子どもたちにテニスの指導をしていて思うことです。
「命令すると、やらない。」
皆さんも感じていることだと思います。

なぜ子どもがやらないのか・・・それには次のような理由があります。
・能力的に、できない
・気持ち的に拒否している
・やっていないという自覚がない

それらをクリアするための、たった一つの方法があります。
それは、「できたことを褒める。」ということです。
皆さんもわかっていることだと思いますし、ひょっとすると、「わかっちゃいるけど、なかなかできない。」のかも知れません。
私自身がまさにそうでした。

以前、私はテニスの指導において、なるべく大人と同じ道具を用い、上手な人のプレーを見せてあげることが、上達の早道だと信じていました。
当たり前ですが、成長段階でまだ能力が伴っていない子どもが、うまくできるわけはありません。そんなとき、「いや、この子ならできるはずだ。」と思い、できるまで叱咤激励していました。
そうすると、できたときには、できたことが私自身にとっては『当たり前』となっており、素直に喜べない自分になっていました。
自分にとっても、子どもにとっても、非常にストレスがたまる状態であったと、今振り返ると思います。

テニスですから、道具を使います。
その道具を、子どもに合ったものを選び、何をすることが子どもたちにとって本当に楽しいのか、を考えました。
今では、子どもたち同士で夢中でボールを打ち合うようになり、私自身も楽しく指導ができるようになりました。

前提は様々な方法で競わせること。その上で、足を動かせるようになってほしい時は足を動かしたほうが勝ちやすいような練習内容にするのです。その中でコーチができていることを褒めたり、こうするといいよ、と個別にアドバイスをしてあげるようにしています。

できない子どもが悪いわけではない。
できない子どもを育てている自分が悪いわけでもない。
そうではなく、道具を変えたり、やり方を変えたり、時間を変えたり・・・。
人は普段、脳の3%くらいしか使っていないらしいので、まだまだアイデアを出す余地はありそうですね!


資格:スポーツ医学応急救護者国際ライセンス
チャイルドマインダー
TOEIC850
色彩コーディネーター2級
ブログ:http://ryutennis.hamazo.tv

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