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釜石の“奇跡" ~子どもたちが語る3.11~
釜石市は太平洋に面した海沿いの市です。
2011年3月11日に起こった東日本大震災で、多くの大人が犠牲になる中、小中学生の生存率が99%だったことは、“釜石の奇跡”として多くのメディアでも取り上げられています。
地震発生時、すでに下校していて、友だち同士で海釣りをしていた小学生が、どのように判断し、津波から逃れることができたのか?
「早く逃げよう」という子ども。「この家までは津波がこないから大丈夫」という大人。結果、正しかったのはどちらだったのか?
いくつかの事例を子どもたちの証言をもとに、アニメーションをまじえて再現したDVDがあります。
釜石市の小中学校では、東日本大震災以前から、群馬大学大学院教授・片田敏孝氏の指導のもと防災教育に取り組んでいました。
そこで教えられていた「避難の三原則」
1. 想定にとらわれるな
2. 最善を尽くせ
3. 率先避難者たれ
これらを実践し、自分たちだけでなく周囲の大人への働きかけをした子どもたちは、本当にお見事で、釜石の子どもたちに見習わなければいけないこともたくさんありました。幼少時からの継続した防災教育の大切さも改めて実感しました。
このDVDは、浜松市の図書館でも借りることができますので、興味をもたれた方はぜひ見てくださいね。
(はっぴー☆)