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夏休み、子どもと防災を学ぶ旅
帰省や旅行に、親子で出かけることが増える、この時期。いっぽう、夏休みも8月に入り、小学生は宿題の自由研究が気になるのでは?まだテーマが決まっていないなら、この機会に親子で防災について学べる場所を訪れてもいいですね。
地元・静岡をはじめ、日本各地のぜひ行ってみたい防災教育施設を紹介します。どの施設も、その地域で起きた災害や予想される被害に着目し、体験型の展示などを工夫しています。夏休み期間は、子どもを対象としたワークショップやイベントを実施するところも多く、興味を持って学べるでしょう。この夏、家族での帰省や旅行ルートのひとつに加えてみませんか。
▲写真は神戸の“人と防災未来センター”。外壁に、発災時の日付が大きく記されています
【静岡】
東海地震を知って備えるための、さまざまな体験コーナーが充実。
【愛知】
地震や台風などの自然災害に加え、火災についても学べる施設。消防ヘリコプターの試乗体験や消防自動車の展示もあり、子どもの興味を引き出す展示内容。
【神戸】
阪神・淡路大震災から得た知恵や知識を、再現展示や映像、語り部により発信する大規模施設。
●神戸ではこのほか、観光スポットであるメリケンパークにも「神戸港震災メモリアルパーク」を設置。阪神淡路大震災によって被災した港の一部が、災害直後そのままの状態で保存され、災害の凄まじさを伝えている。
【京都】
「都市型水害体験」や「4Dシアター 迫りくる地下街の恐怖」など、都市型災害を中心とした体験が特徴。
広大な防災公園の中にある防災体験学習施設。タブレット端末を使ったクイズで、地震発生後72時間の生存力をつける体験学習ツアーもできる。
【岩手】
三陸復興国立公園 震災メモリアルパーク中の浜(岩手県宮古市崎山)
東日本大震災の遺構を活用した初の施設。津波の高さを記した標識で、津波の脅威を体感できる。
(ずきんちゃん)