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《災害時のTwitter検索》 愚痴やつぶやきも情報になる。
今年の漢字が「災」だったように、日本各地で災害が頻発した1年でした。浜松市民の記憶にある今年の「災」は、9月末の台風とそのあと長引いた停電ではないでしょうか?
あの日を振り返ってみると、テレビで流れたのは、浜松市の〇〇世帯が停電中ということでしたが、当事者としては、どの地域が停電しているのか、復旧は進んでいるのか、などもっと具体的なことを知りたいのです。
その時に役に立ったのが、Twitter検索でした。
浜松 + 停電
浜松 + 台風被害
「検索」フォームからキーワードで検索すると、下のようなツイートが出てきました。
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〇〇町交差点のコンビニに行ったけど、パンの棚は空っぽ。電池も品切れ。せっかく行ったのに! ホント、停電困る!!!!
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〇〇通りのガソリンスタンドは空いてて、待たずに給油できた!!
でも通りの南側はまだ停電中で信号がついていないところがあって運転が怖かった!!!
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うちの周りは朝には電気がついて助かった~
近所のスーパー〇〇も、何事もなかったように営業中。一晩だけだったのに電気のありがたみを実感。まだ停電中の地域も早く復旧しますように
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これらのツイートをした本人たちは、困ったこと、うれしかったこと、などを何気なくつぶやいているだけで、誰かに情報を伝えようと思っているわけではないでしょう。
ですが、見た人が、あの辺りのコンビニはダメそうだけど、あっちのスーパーなら営業しているかなと自身の行動の参考にしたり、徐々に復旧が進んでいることを知って安心感を得たりと、貴重な情報になりうることもあるのです。
テレビやニュース、行政からの発信は、情報の正確さが重要なので、正規のルートで収集した情報が流れます。信頼はありますが、情報のスピードという点ではどうしても遅くなってしまいます。
その点、Twitterは「現地のリアルな災害状況を知る」のには便利なツールだと思いました。
ただし、過去には「動物園からライオンが逃げ出した」 みたいなデマが流れたことがあるので注意も必要です。
これからの時代、正しい情報を見分ける目を持ち、氾濫する情報の取捨選択をしながら、便利なものを享受していきたいですね。
はっぴー☆