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『自衛官が語る 災害派遣の記録 被災者に寄り添う支援』

大きな災害が起こると、自衛隊が派遣されます。昭和26年のルース台風の時、災害派遣として初めて自衛隊が派遣されてから、現在までに4万件を超える災害派遣を実施してきたそうです。

自衛官が語る災害派遣の記録
自衛隊家族会
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災害派遣とひとことで言っても、その内容は多岐にわたります。人命救助、被災者・復旧支援、緊急患者の空輸など、まだまだ私たちが知らない活動もたくさんあります。被災地でのこれらの活動がテレビなどに映し出されるたびに、有難いなと感じます。隊員の方たちも活動の期間が長引けば、疲労困憊であろうに、被災者の安全・安心のために、疲労感を微塵も感じさせずにきびきびと動いている様子に、被災地の子どもが「将来何になりたいか」という問いに「自衛官になりたい」と答えているのを見たこともあります。

この本には、公益社団法人自衛隊家族会が発行する防衛情報誌『おやばと』に連載された回想録であり、災害派遣に従事した自衛官の手記が載っています。時には法律の壁にぶつかり、時には悪天候や自然の力に阻まれ、人命救助でタイムリミットがある時には不眠不休で活動されていることなど、ありのままに書かれています。

どんなに過酷な状況でも、災害派遣が発令されれば自衛隊が助けに来てくれますが、私たちが忘れてはならないのは、いざという時のための自助・共助を日頃から心掛けておくことですね。

(わかば)

 

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