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『熊本地震 あの時何が』
もしも自分が災害に遭ったら、その後は一体どうなってしまうのだろうと考えたことがありますか?日頃から防災に関心を持っていても、具体的にどの段階でどのようになるかということを想像するのは難しいです。
熊本地震 あの時何が
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この本には、2016年の熊本地震の時の行政・公共施設・ボランティア団体として、発災後どの段階でどんな動きをしていたかという記録が書かれています。熊本日日新聞の長期企画として2016年10月24日から始められた連載がまとめられています。
熊本地震は、2016年4月14日に震度7の前震があり、16日未明に2度目の震度7の本震が起こりました。震度7の揺れがあった益城町では、15日早朝から、町総合体育館や周辺に、数えきれないほどの住民が押し寄せ、アリーナを開放するよう住民が訴えていた。アリーナの天井板や照明が、再び大きな揺れが来れば二次被害を招く恐れがあるという町職員の報告から、町長はアリーナを開放しないという厳しい判断を下しました。その後、16日の本震では、天井板や照明器具のほとんどが落下。住民をアリーナに入れていたら大惨事になっていたことが想像されます。
他にも、病院や企業、FM局など、それぞれがどのように向き合い、何をしたか、何ができて何ができなかったかという中からは、私たちが災害に備えるための課題が見えてきます。ぜひ、参考にしてください。
(わかば)