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『手記 私と熊本地震』
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2016年4月に起きた熊本地震。熊本城が崩れた映像を見てショックを受けたことを思い出します。3週間後に嘉島町にボランティアで行った時には、多くの家の屋根にブルーシートがかかっていて、被害の大きさを感じました。また、避難所生活をしている人たちの苦労を聞かせていただき、やるせない気持ちになったことを、忘れることはできません。
熊日出版
熊本日日新聞社 (2018-08-27)
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以前、熊本日日新聞社の『熊本地震 あの時何が』を紹介しました。こちらも併せて読んでいただければ、大地震後の被災者ひとりひとりの様子と被災地全体での動きがわかりやすいです。
この本には、熊本日日新聞の読者からの体験記が収められています。
被災者の人の家族構成や仕事・被災状況などがそれぞれ違うように、被災後の不安や困りごともそれぞれ違います。しかし、この不安や困りごとは他人事ではなく、南海トラフ地震がいつ起こるかわらかない私たちにもいつ降りかかってくるかわからないのです。熊本の被災者の人たちの不安や困りごとから、私たちが学ぶことはたくさんあります。また、まだ解決できていないこともあるなら、私たちにできることは何かを考えるヒントにもなります。
被災者が何に困り、どのように乗り越えたのか、どのような支えがあったのか、これから何が必要とされているのかなど、さまざまな視点で考えてみたいと思う1冊です。
(わかば)