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疲れ目を解消!
こんにちは。浜松市保健師の早瀬です。4月に入り新年度を迎え、春らしく暖かい季節となりましたね。新型コロナウイルスが流行し、パソコンやスマホ、テレビを見る時間が増え、知らず知らずのうちに目を酷使していませんか?私たちは、情報の80~90%を目から得ているといわれ、目を開いているだけでも「もっとよく見よう」と目を働かせています。目を酷使することで、目の疲れはどんどん蓄積していきます。
そんな目の疲れはどこから来るのでしょうか?
1つ目は、目の使いすぎです。パソコンやスマホ、テレビを見ている際は、目を動かすことが減り、常に目の筋肉が緊張している状態になり、疲労が蓄積します。また、まばたきも減少することから、目が乾きやすくなり、目は一層疲れやすい状態になります。
2つ目は、視力に合っていないコンタクトレンズや眼鏡を使用することです。度の合わないものを使っていると、無理にピントを合わせようとして目の筋肉に負担がかかります。
3つ目は、目を使う時の環境です。目と画面の距離が近い、椅子やテーブルの高さが合っておらず姿勢が悪い、手元の明るさが不足しているなど、思い当たることがあれば、注意が必要です。
では、どのように対策をしていけばいいでしょうか?
目を休める時間をつくる
長時間の作業を避け、こまめに休憩を挟みましょう。1時間パソコンやスマホなどで作業をしたら10〜15分程度の休みをとることが推奨されています。休憩中は遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めます。立ち上がってストレッチをするのもおすすめです。
目の体操をする
眼球を動かす運動で目の周りの筋肉をほぐし、目をリラックスさせるのも効果的です。
- 目をぎゅっとつぶり、開く運動を数回おこないます。
- 顔は正面を向いたまま、両目を開いて、大きく時計回りに円を書くようにゆっくり眼球を動かします。2回行ったら次は反対回りに2回行い目を閉じます。
- 目を上下左右に動かしてみましょう。指先をみると視点が定まり、やりやすくなります。
コンタクトや眼鏡の度数を確認する
コンタクトレンズや眼鏡は、度数が合っていても、遠くを見るのに適したレンズで近くを見続けると目の疲れにつながります。眼科の先生に使い方や種類を確認してみましょう。
新型コロナウイルスの影響で、目を酷使する機会が多いですが、これらのことを意識して目の疲れを少しでも和らげ、目の疲れを予防・解消していきましょう!
文/浜松市保健師 早瀬