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冬の冷え

こんにちは。2月に入りましたが、まだまだ風も冷たく冬本番ですね。だんだんと、暖かな春が待ち遠しくなってきますね。

家の中を暖かくしていても、身体が冷えているということはありませんか。冷えは、みなさんご存知のように「万病のもと」と言われます。身体が冷えると、全身に様々な症状が生じます。冷えによる症状は、肩凝りや関節痛、頭痛、不眠、浮腫、便秘や下痢などがあります。その他にも、実は、歯にも関係していて、歯周病や歯肉の変色・萎縮、歯肉の腫れにも影響します。

そもそも冷えは、血の巡りが悪いことが原因で起こります。血の巡りが悪いと、内臓の働きが悪くなり、免疫力が低下、細胞の働きも低下します。女性の場合は、卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのバランスが崩れて月経痛や月経不順などのトラブルにつながることもあります。

身体が冷える原因には、体質の他にも生活習慣が影響しています。例えば、冷えた食べ物・飲み物のとり過ぎ、運動不足による筋肉量の低下、シャワー浴、夜型の生活、喫煙などが原因と言われています。いくつか当てはまるものがあるのではないでしょうか。冷えの改善には、身体を内側から温めることが必要です。血の巡りを促すとともに、自律神経がうまく働くように身体を整えてみませんか。

冷え対策
  • 食べて、熱を作り出そう!
    ・栄養バランスを意識し、1日3食を規則正しく食べ、一定のリズムで熱を作る。
  • 鍛えて、熱を作り出そう!
    ・適度な筋肉をつける。大きな筋肉(お尻や脚など)を動かすと、より効率的です。運動後には、汗を拭きとりましょう。
  • 血の巡りを良くしよう!
    ・寝る2時間前に、38~40℃のお風呂につかる。
    ・身体をしめつけず、温度調節ができるように重ね着をする。足先を覆うとよいです。
  • 自律神経を整え、体温調節をしやすくしよう!
    ・十分な睡眠をとり、ストレスをため込まない。
    ・室内と屋外の寒暖差が7℃以内になるように室温を調整する。

みなさんも普段の生活を振り返ってみて、年中快適に過ごせる身体づくりを目指しませんか?

【参考資料】

文/浜松市保健師 中村

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