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指しゃぶりについて(前編)
乳幼児の指しゃぶりは生理的なもので、生後数ヶ月から始まり2歳頃になると自然に少なくなり、3~4歳ではほとんど消失するものです。
とはよく書いてあるのを見かけますが、何で指しゃぶりするの?するとどうなるの?すぐにやめさせるべきなの?どうしたらやめてくれるの?などお悩みは多いかと思われます。ではそれらについて考えていきたいと思います。
指しゃぶりの原因は??
・反射の1つ(口のそばに来たものを何でも吸ってやろうという本能のようなもの)として、たまたま指を吸い、習慣となった。
・不安や緊張、寝る前のぼんやりしているときにすることがあります。
などが考えられています。
指しゃぶりをするとどうなるの??
・歯並びが悪くなってしまいます。
例えば・・前歯が咬み合わなくなる開咬、上の前歯が前に出てしまう上顎前突、上の歯並びが狭くなりデコボコになる叢生などがあります。
指しゃぶりはやめさせるべき??
・3歳までなら指しゃぶりをしていても問題ありません。
この頃までは乳歯列期で、たとえこの時期に歯並びに多少の問題が発生しても、永久歯列に影響することは稀だからです。また、この頃より就学前まで徐々に母子分離ができ、子どもが家庭から外へ出て友達と遊ぶようになると自然と指しゃぶりは減ってくるからです。
・5歳を過ぎても指しゃぶりは要注意!
永久歯が生え始める5歳になっても続いている場合には、早急にやめさせる必要があります。永久歯の歯並びは歯列矯正治療をしない限り治ることはありません。
どうしたら指しゃぶりをやめてくれるの??
につきましては・・・次回に続きます。