子連れでおでかけ
子育てのヒント
特集記事
子育てのヒントを検索
初期虫歯の疑いと言われたら?
小学校の歯科検診で初期虫歯の疑いがあるのところに○がありましたが、何でしょうか?
虫歯の一歩手前の状態で要注意の歯であり、予防処置を行うことが望ましいです。
初期虫歯の症状として、歯がより真っ白くなる・溝が黒くなっているがその状態です。
しかし、しみる・痛むなどの訴えはありません。
歯は脱灰(歯が溶かされる)と再石灰化(溶かされた歯を修復する)を常に繰り返しています。
しかし、何らかの虫歯になりやすかった理由があったためにそのような状況になった部位でもあります。
大事なことは、今後虫歯にさせないこと!そして元に戻る可能性が十分にある!ことです。
歯を削るなどの処置は必要ありませんが、虫歯にさせないための処置が必要ですね。
それと、専門家にチェックしてもらうことで他の歯が同じようにならないように予防できます。
では、それに対してどのような処置があるのかと言いますと、
(1) 「歯の溝が黒くなってきている」には?
フィッシャーシーラントという処置があります。
溝の汚れは落としますが、歯自体は削りません。歯の溝に沿って、白い詰め物をします。
そうすることで汚れが溝にたまってもすでに詰め物がしてあるので、最も虫歯になりやすいところが保護されています。
そして、その白い詰め物からフッ素が出て虫歯予防になります。
(2) 「色がより真っ白くなる」には?
歯が溶かされてきているところです。
フッ素を歯医者さんで塗ってもらうことやフッ素入りの歯磨き粉やジェルを活用して再石灰化を図りましょう。
(3) 歯医者さんで磨き残しを教えてもらい、お子さんに合った正しい歯磨きのやり方を教わりましょう!