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反抗期の頃のこども

みなさん、こんにちは。保健師の鈴木です。
3月に入って、寒さもひと段落でしょうか。
寒さが緩むとうれしいのですが、暖かい日の間に急に寒い冬に戻ったような日があったりと寒暖差ができて、自分の身体が気温の変化についてこれずに体調を崩すことがあります。皆さんも体調管理に気を付けてくださいね。

今回のテーマは「反抗期の頃の子ども」についてです。
健診や保健センターでの相談などで、育児についてのご相談を受けることがあります。
なかでも、2歳前後のお子様をもつお母様からの「このごろ、何でもかんでもイヤ!というので困っています。」「すぐ物を投げて怒るんです。」「反抗期でしょうか?」というお話は多くの方からうかがう内容です。
そういう時には、まずは詳しくお話を聞かせていただくようにしています。

私自身も子どもが2歳~3歳の頃には同じようなことがあり、頭を悩ませました。
1歳6か月を過ぎるとお店の床に寝転んでダダをこねたり。。ということがあって、そのあたりからはじまったのではないかと思い出します。
赤ちゃんの頃は素直だったのが、この頃になると「イヤ!イヤ!」。どうしても用事で外出しないとならないような時に限って、そんな事態になってしまうということを繰り返し、イライラすることもしばしばでした。

成長過程で反抗期は2回あり、ちょうど2歳~3歳の頃は「第1次反抗期」と呼ばれています。もうひとつは、中学、高校生(思春期)の頃の「第2次反抗期」です。
思春期の頃の自分はどうだったのか・・ということはだいたい誰にでも記憶があって「あんな風に親に反抗したなあ」などと思い出すこともあるかもしれません。
反対に、2~3歳頃の自分はどうだったのか、記憶している人はほとんどいないでしょう。
でも、こういった「イヤ!イヤ!」はこの頃の子どもにとって、誰でもが通る、あたりまえの発達の姿です。

毎日、親子(母子)で過ごしていると、ちょっとした子どもの反応にもつい怒れてしまったりすることがあると思います。そんな時には、ご家族や友人、または保育園の子育て支援ひろば等の利用、あるいは保健センターでの育児相談等を活用して、周りのいろいろな人に話をすることで、解決したり、気持ちが軽くなったりすると思います。
私たち保健師も市民の皆さんの身近な相談先として、育児の相談や健康の相談に乗っていきたいと思っています。

文/浜松市保健師 鈴木由紀子

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