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子どもの睡眠

早起きこんにちは。保健師の山根です。

9月に入っても暑い日が続いていますね。夜になっても気温が下がらず、寝苦しい日はまだまだあります。暑さのあまり、寝不足になっている方も多いのではないでしょうか。子どもたちも就寝中にグズグズしたり、起きてしまったり。。。よい眠りが得られにくい季節ですね。大人だけでなく、子どもにとっても大切な睡眠。子どもの睡眠不足が続くと、肥満や生活習慣病などの発生率を高めるなどの危険性があると言われています。また、睡眠中に分泌される成長ホルモンが少なくなるとも言われます。
 
 『子どもがなかなか寝なくて。。』『どうしても夜型の生活から抜け出せなくて』など、子どもの睡眠に関する相談はよくあります。睡眠不足になると、子どもは不機嫌な状態が続いたり、落ち着きがなくなったり、また、ゴロゴロと横になることが多くなります。日中の様子にこのような変化がみられたら、就寝前の過ごし方などを少し見直してみましょう。

【よい眠りのためのコツ】

  1. 『早寝・早起き』→『早起き・早寝』に。
    「早く寝なさい!」と言っても、なかなか寝ないものです。まずは、起床時間を30分早めることを1週間続けてみてください。最初は早起きが辛くて泣けてしまう子もいるかもしれませんが、徐々に早起きに慣れてきます。早起きした分、早寝にもつながります。
  2. 『就寝前は静かな環境で』
    テレビやスマホの明るい画面は、とても刺激的です。眠くなった脳がまた起きてしまいます。就寝前のテレビ・スマホは避け、落ち着いた静かな環境にしましょう。
  3. 『週末の夜更かしに注意』
    夜更かしの原因は様々ですが、『なんとなく夜更かしをしてしまう』ことも多いですよね。平日の早起き・早寝が週末の夜更かしで台無しになってしまいます。メリハリのある生活を心がけ、夜更かしには気を付けましょう。

子どもにとって『よい眠り』は、健やかな成長を促すほか、日中の元気な遊びや活動を支えてくれます。子どもの睡眠は、大人の生活スタイルに大きく左右されます。家族みんなが健やかな生活を送るためにも、生活習慣を見直し『よい睡眠』を大切にしましょう。

文/浜松市保健師 山根

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