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食育に取り組もう!6月は食育月間です

食事を考える

こんにちは。管理栄養士の外薗です。みなさんは、6月が「食育月間」ということをご存知ですか。食育月間は、家庭、学校、地域、職場など社会全体で重点的に食育に取り組み、食育の浸透を図るために設けられた、食育の強化月間です。

今月は食育月間にちなんで、食育に関することをお伝えします。この度、浜松市では第3次浜松市食育推進計画(平成30~34年度)を策定しました。市民一人ひとりが食に対して関心を持ち、自ら食に対する正しい知識を身に付け、生涯にわたり健康的な食生活を実践していけるよう、市全体で推進していきます。

前計画の評価をする中で、「主食、副菜、主菜をそろえる」「野菜の摂取」「食塩を控える」「朝食の欠食」などの食習慣に関する取り組みが課題となり、特にその中でも若い世代の食に関する意識や取り組みに課題が残りました。若い世代は、次世代につなげていく重要な役割を果たす年代でもあるため、食育に積極的に取り組んでいくことが重要と考えています。

さて、子育て世代のみなさんは、どのような食生活を送っていますか。

6月に入り、4月からの新生活の慌ただしさも落ち着いてきた頃とはいえ、育児や家事に仕事に・・・と日々の忙しさに流され、自分の食事や健康のことは後回しになっていませんか。実は、子育て世代は生活習慣病予防世代であり、自分自身の生活を見直すことが大切です。なぜなら、10年後、20年後の自分の健康はもちろん、家族の健康のカギを握っているのはみなさんだからです。

まずは、自分の食生活を振り返り、できることからやってみましょう!

  • 朝ごはんを食べていない人は・・・
    おにぎり、パン、バナナなどの果物、そのままで食べられるトマト、レタス、きゅうりなどの野菜、牛乳・乳製品など、まずはすぐに準備ができて食べやすいものを利用して、朝ごはんを食べる習慣ををつけていきましょう。
  • 野菜不足の人は・・・
    加熱してカサを減らして量をとる、カット野菜や冷凍野菜を上手に活用する、野菜のおかずを多めに作って作り置きする、外食の時やそうざいを利用する時は、野菜がたくさん入っているものを積極的に選ぶなど、まずは「野菜のおかずをプラス1皿」を心がけましょう。目指すは、1日350g(小鉢5皿程度)の野菜です。
  • 食塩のとり過ぎを防ぐには・・・
    だしや素材の味を生かす、汁物は具だくさんにして汁の量を減らす、調味料を使う時は味見をしてからにする、麺類の汁は残すなど、今よりも「減らす」を心がけましょう。

さあ、みなさんも食育月間を機会に、浜松市食育推進計画のキャッチフレーズである「ちゃんと食べよう!みんな健康 しあわせ浜松」を目指して、健康な生活の基礎を築く「食育」に取り組みましょう!

文/浜松市管理栄養士 外薗香里

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