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花粉症!早めの対策で楽に過ごすコツ!

こんにちは。保健師の伊藤です。
2月になり、まだまだ寒い日が続きますがそろそろ花粉症対策が気になる時期ですね。スギ花粉は1月末頃から飛散すると言われています。また、今は花粉症を発症していない人も、体内に入る花粉の量が増える程、将来花粉症になりやすくなります。今日は花粉症の方もそうでない方も簡単に実践できる花粉症対策をお伝えします。

花粉症は、花粉によって生じるアレルギー反応であり、くしゃみや鼻水・涙等の症状が生じます。花粉症の症状がひどくてお困りの方も多いのではないでしょうか。私も毎年花粉症に悩まされ、ティッシュが手放せません(泣)。

憂鬱な花粉症の時期を少しでも快適に過ごせるよう、ご自身で簡単に出来る対策を3点ご紹介します。

1. マスクや眼鏡を活用する

マスクを使用することで、体内に入る花粉の量を3分の1から6分の1ほどまで減らせると言われています。また通常のマスクの内側に湿ったガーゼやウエットティッシュを挟むインナーマスクをすることで、吸い込む花粉を9割以上少なくできる、という報告もあります。
インナーマスクの作り方は下記のとおりです。
インナーマスクの効果

インナーマスクの作成方法

材料:市販のガーゼと化粧用のコットン

  1. ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
  2. 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
  3. 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
  4. 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
  5. 3のガーゼをあてたマスクを装着する
  6. 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする

出典:花粉症環境保健マニュアル2019

また、眼鏡の効果として、通常の眼鏡でも目に入る花粉の量は半分以下になるそうです。

2. 花粉が付きにくい洋服を選ぶ

綿やポリエステルなどの表面がツルツルした素材は花粉が付きにくくなります。また柔軟剤を使用して静電気を抑えることで花粉の付着を抑えることができると言われます。自宅に入る前に、髪の毛や洋服についた花粉をはらい落とすこともお忘れなく。

3. 生活習慣の注意点

バランスの良い食事や睡眠を十分取ることは、免疫機能を保つために重要です。また、環境省では花粉の飛散状況が1時間毎に更新される花粉観測システム「はなこさん」を毎年2月から運用しています。

  • 環境省花粉観測システム(はなこさん)

私もチェックして、外出の際の参考にしたいと思います。

花粉が飛び始める前や症状が出始めた段階で、早めの受診を心掛けましょう。今年は早めの対策でこれからの花粉症シーズンを少しでも楽に乗り越えましょう!

※環境省花粉観測システム(はなこさん)は、2021年12月24日をもって終了しました。

文/浜松市保健師 伊藤

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