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ご自分のがん検診を後回しにしていませんか?

みなさんこんにちは。保健師の梅田です。あまり知られていませんが、9月は「がん征圧月間」と定められています。今年のがん検診はもう受けましたか?

日本人の2人に1人が生涯でがんにかかるとされる時代です。そのような中でも、子育て中の女性は、自分のことよりも家事・育児・仕事を優先したり、家族に遠慮したりして、がん検診も後回しになってしまうことも多いと思います。

女性特有のがんである子宮頸がんは、20代~30代の若い世代でとても増えていて、1年で1万人以上が診断され(2018年)、およそ2,900人が亡くなっています(2019年)。若いからまだ大丈夫…と言えないのが子宮頸がんです。20歳をすぎたら子宮頸がん検診を受けましょう。2年に1度定期的に受診することが推奨されています。

がん検診

また、女性に最も多いがんは乳がんです。30歳以降から増えはじめ40代後半に多くみられます。生涯に乳がんを患う日本人女性は9人に1人と言われています。発症者の多い30代~50代は子育てや仕事などで忙しい世代のため、発見が遅れてしまうこともあります。自分で胸や脇の下を触ってみて、しこりやぐりぐりしたものがあれば、すぐに乳腺科のある病院を受診してください。

浜松市では、職場などで検診を受ける機会がない方を対象に、がん検診の費用助成をしています。お手元にがん検診受診券がなく、受診希望のある方には、がん検診受診券の発行、再発行をしています。がん検診の内容は、結核・肺がん、大腸がん、胃がん、子宮頸がん、乳がん、前立腺がんです。性別、年齢によって受けられる検診が異なります。詳しくは、浜松市役所ホームページをご覧ください。申込フォームから、受診券の申し込みも可能です。

また、子宮頸がんについては、LINEアカウントの友だち登録をすることで、浜松市の子宮頸がん検診に関する情報が届く実証実験を行っております。この機会にぜひ友だち登録をして、ご自身の健康管理をはじめていきましょう。

検診は自分の身体からのサインを知る大切な機会です。ぜひ検診を受けて、家族のためにも自分の健康を守ってくださいね。

参考:女性のための健康ガイド、国立がん研究センターがん統計

 文/浜松市保健師 梅田

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