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助産師として大切にしていること

こんにちは。寒さの少しずつ緩みはじめる季節となってきましたね。

出産私は助産師として働き始めて1年11か月が経ちます。たくさんのお母さんや赤ちゃんたちに出会ってきました。私は看護学生の時にお母さんと赤ちゃんまたその家族全員が頑張って、新しい命が誕生してくることに感動し、自分もそんな頑張っているお母さんたちのお手伝いができる仕事がしたいと思い助産師を目指しました。働き始めてからは毎日幸せな気持ちとともにいつも緊張感の中でお産のお手伝いをさせていただいています。実際働きだしてみてどのような状況でも先生や助産師たちは、お母さんと赤ちゃんにとって最善の方法は何かを常に考えています。内診所見や陣痛の状況、赤ちゃんの健康状態、お母さんの健康状態など総合的に判断して安全なお産となるよう援助を行っています。

私には助産師1年目の時に先輩助産師さんに教えていただいた大切にしている言葉があります。それは「たくさんの人とたくさん話をして自分の考えを決めつけない」ということです。自分だけの判断ではなく先輩助産師や医師とコミュニケーションを密にとり正しい情報を共有していくことで偏った考え方や自分の間違いに気づくこともできます。また、お産の流れは十人十色と言われています。私自身も今までお産のお手伝いをさせていただいた中で誰一人同じ経過のお産はありませんでした。何年も助産師経験のある先輩方もそのように言っています。いろいろなお産の経過を見てきた経験があるからこその言葉だと感じています。

お産はたくさんのリスクを伴いますが、私たち助産師はお母さんの命、赤ちゃんの命の2つの命を守っています。医師も含め周産期センタースタッフ全員がチームとなり、妊婦さん一人一人が安全に満足のいくお産だったと感じてもらえるよう日々努力しています。お産の時には何か分からないことや心配なことなどあれば、いつでもスタッフに声を掛けてくださいね。浜松医療センターでお産する際には一緒に頑張りましょう。

文/浜松医療センター 助産師 相川香音里

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