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妊娠中のおしゃれ 助産師たちのつぶやき

助産師たちのつぶやき風薫るすがすがしい季節となり、日中はシャツ一枚で過ごすことも多くなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今月は妊娠中の服装について話をしたいと思います。

最近ではマタニティコーデという名目のSNS上の記事や雑誌の特集を多く目にする機会があります。“妊娠中でもおしゃれをしたい”“妊婦生活をより楽しみたい”という思いを持っている方も少なくはないでしょう。

私もその一人です。妊娠期間はおしゃれをいっぱいして、妊婦であることを楽しみたい。そう考えていました。しかし、妊娠中は外見の変化だけではなく、体調の変化も著しく、一日の中でも大きく変わってきます。妊娠初期のつわりの時期は、下着の締め付けだけで気分が悪くなってしまうことがあります。私の場合、ワイヤーのものをカップ付きのキャミソールに変えてみても、まだゴムの締め付けで気持ち悪くなってしまい、はさみでゴムの部分に切り込みを入れて使っていました。最終的にヌーブラにたどりつきました。笑い話のように周りには話をしますが、自分にとってはとても大きな変化で、下着一枚の違いで毎日がどれだけ過ごしやすくなったか…。語りつくせないです。身をもって身に着けるものの大切さを感じた私は、その他にも骨盤ベルトや着圧靴下など妊娠中に色々試しました。

妊娠中のおしゃれそんなこともあり、一人目の時よりも二人目の妊娠期間は快適に過ごすことができたように感じます。2回目の妊娠生活では、少し余裕ができて周りに目を向けるようになりました。すると、最近ではバラエティ豊かなマタニティ服が数多く売られていることに気づきました。初めて購入してみましたが、おしゃれなだけではなく機能性も備わっており、とても快適で感心してしまいました。妊娠中だからといっておしゃれを我慢することはありません。この10か月の期間、妊娠中の身体の変化に意識を向けて、その時々にあった服を装い、何倍も妊娠生活を楽しむこともありではないでしょうか。心身の変化が著しく閉じこもりがちにもなる時に、ふと周りに目を向けてみてください。あなたにとって有効な情報が溢れています。しかし、すべてが自分に当てはまるわけではありません。多くの情報の中から、自分に適したものを選択し活用していくことが、妊娠生活を快適に過ごすコツとでも言えるでしょう。

何か悩んだときは、妊婦健診の時にぜひ相談してください。“こんなこと聞いてもいいのかな?”と心配することはありません。下着のことでもなんでも大丈夫です。楽しく、そして快適に妊娠生活を過ごす方法を一緒に考えていきましょう。

文/浜松医療センター 助産師 松本美佳

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