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ぐりとぐらのかいすいよく
のねずみのぐりとぐらシリーズの絵本。暑い夏が近くなると、子どもたちに読んであげたくなる1冊です。
ある日、ぐりとぐらが海の波打ちぎわで砂遊びをしていると、海のむこうから波に乗って、すてきなびんが流れつきました。
中身はぶどう酒かと思ったら、なんと!手紙と地図と浮き袋でした。手紙には、
《しんせつなともだちへ しんじゅとうだいへきてください うみぼうずより》
と書いてあります。ぐりとぐらは、地図を見て、浮き袋をつけて、しんじゅ灯台へ出発!
「うみは はじめて ぐりと ぐら なみに ゆられて だうぼうけん…」と、うたいながら(この歌の部分は、♪うみは ひろいな おおきいな…と『海』のメロディにあわせて歌うと楽しいですよ!)うかんで行くと、うみぼうずが迎えにきてくれました。うみぼうずは、ぐりとぐらをひっぱって、勢いよく水をけり、あっという間にしんじゅ灯台の島に着きました。
うみぼうずは、この灯台のしんじゅのランプをみがくのが仕事ですが、そのしんじゅを岩の穴に落としてしまって困っていたのです。そこで、体の小さなぐりとぐらが穴に入り、しんじゅを探し出してきます。うみぼうずは、大喜び!ぐりとぐらに泳ぎを見せてと頼まれ、得意な泳ぎを見せます。その見事なこと!
いぬかき、 くらげ・およぎ、 くじら・およぎ、 バタフライ、 ひらめ・およぎ、 かえる・およぎ、 イルカ・ジャンプ
このスケールの大きい泳ぎが、横長絵本の見開きいっぱいに4ページにわたって、いきいきと描かれています。かつてのおはなし会の子どもたちも、この泳ぎの絵の場面で目を見張って聞いていました。
この夏、海やプールに行ったら、このうみぼうずの泳ぎを思い出して、親子で楽しんでくださいね。