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ゆうちゃんのみきさーしゃ
【おすすめの年齢:4~5歳くらいから】
転がしたお菓子の缶の上にゆうちゃんがコップを置いたら、どんどん大きくなってミキサー車になりました。
ミキサー車は歌いながらぐんぐん大きくなっていきます。
ぼくはゆかいなみきさーしゃ
なんでもおなかにぶちこんで
ごろごろまわせばたちまちに
すてきなおかしができあがる
ゆうちゃんをのせて、ミキサー車はおなかに入れるものを探しにいきます。さて、ミキサー車のおなかの中で、どんな“すてきなおかし”ができあがるのでしょう?
大きな車が大好きな子どもたちは、ミキサー車に乗ったゆうちゃんと自分を重ね合わせてお話に入り込みます。そして、秘密の森や金色の果物の林、雪をかぶった世界で、はちみつ、牛乳、たまご、雪などが、ミキサー車のおなかの中に次々とはいっていく様子に、“次は何?” “何ができあがるの?”と思わず期待が高まります。
ミキサー車のおなかの中でできあがったものを美味しく味わう結末に、子どもたちもきっと大満足することでしょう。
紹介した絵本
文/浜松市立天竜図書館 西田昌代