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いっぽんばし わたる
「いっぽんばし わたる」
五味太郎
絵本館
いっぽんばしを渡って行くのは、誰かしら?
大きいの、小さいの。え!?あんなものまで・・・
「次は、何かな?」ってちょっぴりワクワク。そして、クスクス。
そんなお話です。
小学校の朝の読み聞かせで、いろんな学年で読んでみて、一番ウケたのは、なんと、4年生でした。それも男子。これはちょっと意外でした。
一つ長めのお話の後にこの絵本を読むのですが、それまで窓際に立っていた子や隣の子とおしゃべりをしていた子がこちらを見てそのうちクスクス。最後は「え~~~」と声をあげるくらい。
おもしろいという気持ちが素直にこちらに返ってくるので読んでいる私もついつい笑みが出てきました。
短いお話ですが絵のかわいらしさと言葉のテンポがマッチしておもわずうなずいてしまう。そんなところが子どもたちにウケたのではないかと思います。
文/浦山淳子さん