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おおきなかぶ

おおきなかぶ
ロシア民話 トルストイ再話

おおきなかぶ

おじいさんがかぶをうえました。
「あまい あまいかぶになれ。おおきな おおきな かぶに なれ。」
あまい げんきのよい とてつもなく おおきい かぶができました。
うんとこしょ どっこいしょ ところが かぶは ぬけません。

誰もが知っているおおきなかぶのお話です。
私も毎晩、ねだられ暗記するくらいに読んだ覚えがあります。
小学校の教科書にも登場しています。

前回紹介した『そらいろのたね』も今回の『おおきなかぶ』も種やかぶをお世話するところから始まります。
「おおきくなあれ」とゆうじもおじいさんも声をかけます。
すると、それに答えるようにそらいろのいえもかぶも大きくなっていきます。
草花に水をあげる時、無意識に「お水だよ。」「大きくなってね。」と声をかけていますよね。すると草花が返事をしているような・・・。
えっ、それって私だけ?じゃないですよね。
子育て中のママたちも、子どもたちにいっぱい声をかけていますよね。
赤ちゃんに「かわいいね。」と声をかけると、それに答えるようにニッコリとそれは素敵な笑顔をくれます。ママもニッコリです。
そんな笑顔に出会えると1日、とても幸せな気分です。
娘にも時々、「かわいいね。」と声をかけると、「なに?」と返ってきます。
そして横を向きます。おこったような素振りはするが、口元は笑っています。

文/浦山淳子さん

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