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かみさまからのおくりもの

「かみさまからのおくりもの」
作者:ひぐち みちこ
出版社:こぐま社

かみさまからのおくりもの

「あかちゃんが うまれるとき かみさまは ひとりひとりの あかちゃんに おくりものをくださいます かみさまからの おくりものは てんしが はこんでくるのです」
それぞれのお母さんからうまれた5人の赤ちゃんに、天使が神様からのおくりものを届けにきます。
ほっぺのあかい赤ちゃんには、『よくわらう』というおくりもの。
よく泣く赤ちゃんには『うたが すき』というおくりもの。。。「あかちゃんは うたのすきな こえのきれいな こどもになりました」
ていねいな貼り絵で作られたこの絵本は、作者が3才の頃の娘さんをよその子と比べて、「よく泣く!ゆっくりしている!うちの子はだめだ!」とカッカして娘に叱っていたことがきっかけでうまれたそうです。
言えば言うほど娘さんはますます泣いて、ますますゆっくりになったそうです。それで、親のエゴで、子どもの本来持っている個性を壊してはならないことに気がつき、
すると『よく泣く』も『ゆっくり』も、この子だけへの大切なおくりものに見えてきたのだそうです。
そんなエピソードで生まれたこの絵本は、読んでいると心があたたかくなり、わが子への愛しい気持ちがわいてきます。
うちの子は。。。と思い出してみると、今7歳の息子は、赤ちゃんのときから落ち着きがなくて、ご飯を一口食べる度に歩き回っていました。
神様は『元気いっぱい』というおくりものを届けてくれた気がします。寒くなっても外で元気いっぱい駆け回っています(^^)
☆。。。『うちの子に届いたおくりものは何だろう』と子どもさんを見つめてください。どの子にも、その子だけに天使が届けてくれた神様からの大切なおくりものがあります。。。☆

文/吉田よしのさん

 

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