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ゆうたとさんぽする
「ゆうたと さんぽする」
きたやま ようこ作
あかね書房 ゆうたくんちのいばりいぬ2
主人公はゆうたくんちの犬“じんぺい”です。じんぺいはゆうたくんが大好きです。そして思うのです。「おれとおまえはなかよし」って。
うちの娘は、ちょっぴり犬が苦手です。
祖父母宅には柴犬の“ねね”がいるのですが、1人と1匹の思いは、ずーっとすれ違って早10年。“ねね”は子どもが大好きなので娘と遊びたい。絶対遊びたい。でも、娘はなるべく近寄りたくない。いや絶対にそばに行きたくない。関係は、いまだ、平行線のままです。最初から苦手だったのではなく、かまって欲しいワンコに飛びつかれてしまい、それからちょっと苦手が始まってしまったのです。でも、“ねね”はきっと思っている。「わたしとあなたはなかよし」って。そして、今日も近所の子どもたちと遊んでいることでしょう。“ねね”と娘の距離も近づいていけたらと思っています。
この本は、シリーズになっていて他にも「ゆうたはともだち」「ゆうたのかぞく」などがあります。
犬の大好きな子もちょっぴり苦手の子も楽しく見ることが出来ますよ。
文/浦山淳子さん