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ねこのくにのおきゃくさま
「ねこのくにのおきゃくさま」
シビルウェッタシンハさく
まつおかきょうこやく
福音館書店
冬ごもりをしてしまいたいこの頃、南国らしい、色彩豊かな絵本はいかがですか?
これはスリランカの絵本です。
ねこのくにのおきゃくさま (世界傑作絵本シリーズ)
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シビル ウェッタシンハ
福音館書店
売り上げランキング: 307,662
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「うみをこえたはるかかなたに、ねこのくにがありました。」
こんな文章で始まる最初のページ。見開きいっぱいに、ねこの国の人たちが暮らしている様子が描かれています。
木には果実が実り、みどりいっぱいののどかな風景です。
川を越えたところに、王様の御殿も見えます。
この国のねこたちは、大人も子供もみんな働き者。
畑を耕し、糸をつむぎ、パンを焼き…。
生活の必要な物は全て自分たちでつくります。
ある日このねこの国に一そうの船が流れ着きました。
船から降りたのは、おめんをつけた不思議ないでたちの二人。
あいさつがわりにたいこをたたき、おどりをおどり始めました。
とんだりはねたり、くるくるまわったり、それはそれは楽しいおどりでした。
見ているととてもいい気持ちになりました。働き者のねこたちは、それまで、楽しむということを知らなかったのです。
王様の御殿に客人として招かれた二人は、顔を見せて欲しいと言う王様の言葉にうろたえます。
「おめんをとると、じぶんたちのいのちがあぶないからでございます」
おめんの下にはどんな顔がかくされているのでしょう?