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やさいのはな なんのはな?

【おすすめの年齢:4歳くらいから】

ふだん食べている野菜は、どんな花を咲かせるのでしょう?意外と知らない 「やさいのはな」の写真から、何の野菜か当ててみましょう!

表紙にもなっている野菜の花は、小さな白い花がたくさん集まって、まるで花束のような丸い形をしています。「はなたばみたいな まるいはな。やさいのはなだよ、なんのはな?」と問いかけがありますが、すぐに分からなくても大丈夫。次の一文に、「トントンきると なみだがでちゃう。」とヒントがでています。そして、ページをめくると答えの野菜が出てくるので、クイズのように楽しめます。
そして、花からなんの野菜が分かったら、もう一歩先へ進んで、私たちが「野菜のどの部分」を食べているかも知ることができます。大人でも、「根だと思っていたのに葉っぱだったのね…」という発見があります。親子で読めば、楽しい会話が広がりそうですね。

岩崎書店の「かがくすっ」というシリーズの1冊で、他に『うかぶかな?しずむかな?』も発売されています。こちらの本は、身の回りにある色々な物を水に入れて、浮かぶか沈むか試してみる、浮力を題材にした科学絵本です。単に大きいもの、重いものが沈むわけではないので、「どうしてかな?」と知的好奇心が刺激されます。前述の『やさいのはな なんのはな?』よりも大きい子向けでしょうか。

どちらの本も、実際に観察したり実験してみたくなるので、子どもの好奇心を育む科学絵本として面白い構成です。読み終わったら、ぜひ外に出て野菜の花を探したり、気になる物を水に浮かべてみてくだい。

紹介した絵本

文/浜松市立中央図書館 鈴木

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