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熱中症“特別”警戒アラート、はじまっています!
梅雨本番、梅雨明けが待ち遠しく天気予報が気になる季節ですね。梅雨が明けると暑さが本番となりますが、実は熱中症警戒アラートの発信は、今年度は4月24日から既にはじまっています。
更に今年から、熱中症警戒アラートの一段上の位置づけとして、熱中症"特別"警戒アラートがはじまりました。昨年の静岡県の熱中症警戒アラート発表は、7月11日から9月5日までの57日間で、29回発表されました。令和3年度の7回と比べると、去年の夏はとても暑かったということですね。
特に子どもや高齢者の危険性が高いとされている熱中症への対策を、今日からはじめましょう!
熱中症特別警戒アラートについて
特別=「人の健康に重大な被害が生じるおそれがある過去に例のない広域的な危険な暑さ」とされていますが、熱中症警戒アラートとの違いについて確認してみましょう。
熱中症警戒アラート | 熱中症特別警戒アラート | |
発表基準 | 静岡県内の17計測地点(注1)いずれかの、日最高暑さ指数(WBGT 注2) が33(予測値)に達すると予測される場合 | 静岡県内の17 計測地点全てで、日最高暑さ指数(WBGT) が35(予測値)に達すると予測される場合 |
発表時間 | 前日午後5時、当日午前5時 |
前日午後2時 |
注1)静岡県内では17地点が設定され、浜松市内では、浜松と天竜の2か所。
注2)暑さ指数(WBGT)・・・気温、湿度、日射・輻射、風 の要素をもとに算出する指標
暑さ指数は気温だけではなく、湿度や地面からの熱なども考慮し、熱中症になりやすい環境かどうかを判断しています。熱中症警戒アラートが発表される暑さ指数(WBGT)33を超えると、熱中症による救急搬送が大幅に増えることがわかっています。
今年導入された熱中症特別警戒アラートの基準に達した都道府県は、過去にまだありませんが、計測地点単独で暑さ指数35に達することが予想されます。今年の夏を元気に乗り切るためにも、ぜひアラートの情報に耳を傾けてみてください。
家庭ですぐできる熱中症対策
熱中症の救急搬送は、気温が高い午後の時間帯だけではなく、午前中の時間帯にも起こっています。夜寝ている間に汗をかいて朝の体は水分が足りない状態です。起床後や活動中のこまめな水分補給を心がけられると良いですね。
また熱中症予防には塩分補給も大切ですので、朝ごはんを食べることはもちろんですが、ご飯食にはお味噌汁、パン食にはコンソメなどのスープをプラスするのがおすすめです。
参考サイト
文/健康増進課 健康推進グループ 鈴木