パパママインタビュー

台風被害、停電! 断水! 困ったことは?

2018年11月9日

台風被害、停電! 断水! 困ったことは?

今年はたくさんの台風が日本を通過し、各地で多くの被害が出ました。塩害による樹木や農作物への影響も心配され、県内の農業の被害は30億円を超えたという発表がありました。
ここ浜松市でも、9月30日の台風24号で倒木や飛来物による被害が相次いで発生。台風が過ぎ去ったあとの長引く停電で、困惑した方も多かったでしょう。
そこで今回のパパママインタビューでは、台風で困ったことや対処の方法などを聞きました。来年もやってくるであろう自然災害への備えを再確認してみましょう。

アンケート実施期間 2018年10月6日~20日
回答総数 86件

台風24号での3大困りごと。キーワードは「停電」「断水」「情報」

非常に強い勢力のまま日本に上陸した台風24号。特に、すさまじい暴風は本当に怖かったですね。屋根瓦が飛んだり、飛来物が当たって家の壁が破損したり、市内ではさまざまな被害が出ました。
中でも圧倒的に困ったのが停電。4日間続いた地区もあったそうです。給水ポンプなど「これも電気で動いているの!?」と改めて実感する機器やシステムもありました。

家電はすべて動かず、離乳食もお弁当づくりもお手上げ

停電で家電が使えなくなり、食事作りや洗濯、掃除など家事全般がほとんど滞ってしまいました。特に冷蔵庫の食材が心配だったという声が多く寄せられました。

冷凍保存していた離乳食のストックがダメになってしまいました。レトルトの離乳食を準備しておけばよかったです。

小学校も停電してお弁当持ちに。冷凍食品のおかずを買ってはあったものの、レンジ加熱が必要なものばかりで結局使うことができませんでした。

停電が断水も引き起こすなんて!

マンションやアパートでは断水が起こったところもありました。貯水タンクに水をくみ上げる機能にも電気が使われていたのですね。

水がないと、ご飯づくりや食器洗いなどできないことだらけでした。ペットボトルの水を買いに行くも売り切れ。翌日から親戚の家にお世話になりました。

停電と同時に断水。トイレが流せなくて困りました。お風呂に溜めておいた水でせっせと流しましたが大変でした。

信号が消えた交差点、買い物も送迎も命がけ

静岡県内では、一時2,000基の信号機が点灯しなくなりました。あまりの多さに、交通誘導する警察官の姿もほとんど見かけられませんでした。交差点では車同士がお互いの動きをおもんばかり、譲り合う場面もありました。

車の運転が怖くて、移動は近場のみしかできませんでした。近所のスーパーは品薄で買いたいものはすべて売り切れでした。

主要道路の信号がつかない状況で、磐田から浜松まで出勤しなくてはならなかった。事故の現場にも遭遇、こんな危険を冒してまで行くべきなのか悩みました。

子どもの通学路も信号がついておらず、登校は危険だと感じました。

最新情報が分からず、ますます募る不安

電話やネットがつながらなくなったことも大きな不安材料となりました。学校や園からの一斉メールが配信されず、行かせていいのかわからなかった人も多かったです。今回の混乱を受け、教育委員会では停電時の学校と保護者間の情報伝達について新たなルール作りを始めるとのことです。

保育園も小学校も停電していて電話が不通。園や学校はやっているのか、子どもたちを行かせるべきなのかどうか判断に困りました。

携帯の充電はできたのにネットがつながらなくて情報を得ることができませんでした。自分がどのような状況に置かれているのかわからず心配でした。

備えておいてよかった! あんなものやこんなこと

東海地震対策など、防災意識の高い浜松のパパママ。あらかじめ準備しておいた防災グッズが役に立ちました。アウトドアが趣味の家族は、愛用のキャンプ用品をフル活用して乗り切ったようです。

やっぱり「懐中電灯」ははずせません

多くの家庭が、台風が近づく前に懐中電灯を準備。心細い暗闇に光があるだけで子どもたちも少しは安心できたのではないでしょうか。

趣味のキャンプで使うランタンが大活躍しました。家族それぞれが1個ずつ持って移動。個々の部屋も明るく照らせました。

ヘッドライトを常備してあったので、調理などの際に両手が使えて作業がしやすかったです。

「浜松市防災ホッとメール」で最新情報をゲット

自然災害に関する情報が随時発信される「浜松市防災ホッとメール」。今回の台風で新たに登録をした方も多かったのでは?

浜松市から送られてくる防災メールで、スマホの充電可能場所や給水情報を得ることができました。情報難民だったので助かりました。

太陽光発電から非常用電源を取りました!

太陽光発電導入率の高い浜松市。太陽光発電を設置している住宅では、専用のコンセントからある程度の電気をまかなえたようです。

新築時に太陽光パネルを導入。停電してもリビングだけは電気を使えるようにしておいたので助かりました。20mの延長コードも用意していたので、近所の方に携帯電話の充電用に利用してもらいました。

停電2日目、太陽光のコンセントが使えることを知りました! 急いで冷蔵庫などに電気を通しましたが、初めから知っていればもっと早く対応できたのに……と少し後悔。

まとめ

今回の台風は暴風による被害が際立ち、中でも停電は深刻でした。普段から防災に関して感度の高い浜松のパパママも、実際に災害に遭って初めて気づくことや準備すべきものが浮き彫りになったのではないでしょうか。食料や水はもちろん、カセットコンロ、モバイルバッテリーなどを備蓄すべきとの声が多く聞かれました。家族構成や子どもの年齢(月齢)に合わせたグッズを普段からストックしておく、時々は内容を見直すなどして常にアップデートしていくことが大切です。
またアンケートの中には「いつか来る大震災の前にこのような経験ができてよかった」との声も。停電をきっかけにご近所さんと顔見知りになれた、困ったときに手を差し伸べてくれた友達がいてよかったなど、地域ネットワークの大切さを実感できたことは不幸中の幸いだったかもしれません。これを教訓に、いま一度「もの」の準備と「人」とのつながりを見直してみたいですね。

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電話:053-457-3418