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冬場の災害への備え

2022年9月末台風15号で静岡県内は大きな被害を受けました。
停電や大規模断水で給水がストップしてしまったところがあることは記憶にあたらしいことでしょう。極端に暑い、寒いという気温でもなかったことは幸いでしたが、水不足は深刻で困難を要しました。給水車が来ても、ポリタンクを常備していなくて、いざ買い求めようと店に行っても全く手に入らないので、水を入れる容器に困ったという事態が発生しました。子育て中のママは子どもを抱えて重い水を運ぶこともできないなど、さらに悪条件だった人もいたことでしょう。後で、「備えておけばよかったのに・・・」と悔やむことがないようにどのようなものをふだんから準備しておくとよいでしょうか。
今回は冬場の災害に備えて準備しておきたいものをご紹介します。

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静岡県は場所にもよりますが温暖だからとあまく見ていると辛い思いをしなければなりません。
食料、飲料水は定番ですが、夏の備えを冬の備えに変えておくことがだいじです。
防寒具、使い捨てカイロは入れていますか?

冬場に追加して持っておきたい非常持ち出し品リスト
1.    防寒具(帽子、手袋、マフラーなど)
2.    カイロ
3.    着替え(厚手の服、靴下、下着)
4.    アルミの防寒シート
5.    保湿剤(ワセリンなど)
6.    マスク
7.    ブランケット

冬は気温が下がるため暖が取れるものを考えておきましょう。避難所の冷たい床や風が吹き込む建付けにも対処できる防寒具は必要です。
入浴できないことも考えると乾燥からあかちゃんやアトピーを持つ人は肌が荒れてしまいます。保湿剤に刺激の少ないワセリンを常備しておくと役立ちます。災害時におむつかぶれにも重宝します。

また、冬場はインフルエンザやノロウイルスが正常時でも流行します。最近では新型コロナウイルスの感染も危ぶまれるため、ふだんから重篤にならないためにもワクチン接種は有効です。 

文/浜松市防災学習センター 副センター長 原田

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