子連れでおでかけ
子育てのヒント
特集記事
子育てのヒントを検索
新しい年の始まり!!がん検診を受けましょう!
こんにちは。保健師の服田です。新しい1年が始まりました。みなさんにとって、明るく楽しい年になることを祈っております。新年を迎えると、「これやってみようかな、あれやってみようかな」と、思う方が多いんじゃないでしょうか?ぜひ、そのひとつに、「がん検診受診」を取り入れてもらえたらと思っています。
みなさんはがん検診を定期的に受けていますか?がんは国民の2人に1人がかかる病気で、3人に1人は「がん」で亡くなっています。特に「子宮頸がん」「乳がん」は、20~30歳代の子育て世代で発症する人も少なくありません。発見が遅くなると、治療が難しくなります。
子宮頸がん

- 子宮の入り口にできるがん
- 患者数は、30歳代の若い女性に増えてきており、30歳代後半がピーク
- 子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因
- HPVワクチンの接種で予防、子宮頸がん検診で早期発見をしていくことが大切
子宮頸がん検診ってどんなことするの?
子宮頸部細胞診:子宮入口部の細胞を専用の器具で擦り取り、顕微鏡で詳しく調べます。
子宮頸がん検診を受けるには?
職場検診や職場で受ける機会のない方は、20歳以上の女性を対象に「浜松市がん検診受診券を」使用して、自己負担額1,700円で受けられます。
乳がん
- 女性がかかるがんの第1位
- 乳腺にできるがん。乳房内の硬いしこりや乳輪のただれや乳首からの出血、乳房のへこみなどの症状で見つかることもある
- 30歳~50歳代をピークに発症・死亡率が増加
- 早期発見のカギは・・・がん検診、自己触診
乳がん検診ってどんなことするの?
乳房X線撮影(マンモグラフィ):乳房をプラスチック版で挟んで圧迫し、左右1から2枚ずつ撮影します。
視触診:乳房の視診、触診を行い、皮膚の状態やしこりの有無を観察します。
乳がん検診を受けるには?
職場検診や職場で受ける機会のない方は、40歳以上の偶数年齢の女性を対象に「浜松市がん検診受診券を」使用して、自己負担額1,600円で受けられます。
がん検診を受けよう
ぜひ、今年こそはがん検診を受けたいと思った方。まずは「がん検診受診券」の申し込みをしましょう。詳しくは「浜松市 がん検診」で検索を。
がん検診を受けると、「はままつ健幸クラブ」のポイントが貯まります。
今年度の浜松市がん検診受診券の有効期限は、令和5年3月15日までです。受けたいと思う方は、お早めに各区健康づくり課へ受診券の申し込みと、医療機関でご予約をお願いします。
自らの体のことは後回しになりがちですが、年に1回のカラダの点検をして、自分の健康を振り返れるといいですね。
文/浜松市保健師 服田