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インターネット活用で水害に備える

2023年6月2日(金)、梅雨前線と台風2号の影響で静岡県は記録的な豪雨に見舞われました。令和4年台風15号以来の線状降水帯も発生し、磐田市の敷地川では堤防は決壊するなど各地で被害が報告されています。いつどこで災害が発生してもおかしくない状況です。水害から命を守るための情報を手に入れられるように備える必要があります。

キキクル

キキクル

(洪水キキクル/気象庁HP)

気象庁が公表している「キキクル(危険度分布)」はご存知ですか?大雨や洪水による災害の危険が、どこで、どのレベルで迫っているかを、地図上で確認できるシステムで、「土砂災害」「浸水害」「洪水」の災害ごとに情報を確認できます。河川の氾濫や土砂崩れが不安といって雨風が強い中、様子を見に行くことは危険ですので、屋内で情報収集できるよう準備しておきましょう。また、佐賀地方気象台HPで、子どもにも分かりやすくキキクルについてまとめてありますので親子で使い方を確認しておくといいですね。

防災アプリ

Yahoo!防災速報

(Yahoo!防災速報)

「静岡県防災アプリ」や「Yahoo!防災速報」、「NHKニュース・防災」など様々な防災アプリがリリースされています。上記は、Yahoo!防災速報の防災マップ機能で、6月3日(金)の朝、市防災学習センターの周辺を確認した時の画面です。アプリ使用者による周辺状況の投稿、警戒レベルの状況を地図上で確認することができました。アプリによって違いはありますが、災害関連の緊急情報の受信や、ハザードマップや被害状況の確認機能、備えや防災学習に役立つコンテンツの確認などができますので、防災や災害情報の収集に役立ちます。必要な情報が手に入るよう、ダウンロード後の通知設定もお忘れなく。

今回紹介したものに限らず、インターネットを活用して防災・災害情報を手に入れる手段は数多くあります。ただ、災害が差し迫った状況になってから調べようとしても、間に合わないかもしれません。だいじなのは、日頃から情報を目にする機会をつくり、自分や家族に合った情報を活用できるよう準備しておくことです。

文/浜松市防災学習センター スタッフ 落合

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