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東日本大震災に学ぶ・避難に車を使うべきか?

今月8日から9日にかけ、浜松市は豪雨のため冠水や浸水・土砂崩れなどが起こり、大変な状況となりました。

道路が川のように、駐車場は湖のようになり、河川の水位はあっという間に上昇してはんらん寸前となったようすから、水害に対する交通の脆弱さが改めて浮き彫りとなりました。

水没する車

 今回の豪雨による交通マヒで、大規模地震が起きた場合のことを思い浮かべ、不安になった方も多いのではないでしょうか。大規模地震発生時には、津波による浸水の他に、路面崩壊や液状化、停電で信号や踏切が動かないなど、車で避難する際の障害になる原因はさらに増えます。

災害時には、車での移動を控え、徒歩で避難することが原則です。ですが、実際の発災時には、送迎中の子どもを車に乗せているなど、すでに車に乗っている状態かもしれません。そんな時、どうすれば良いのでしょうか?

 東日本大震災では、津波から逃れるために車で避難する方が大勢いました。その際、渋滞で身動きがとれなくなったり、車ごと津波に流されて閉じ込められたり、車ごと浮き上がったり、ということが多数起こりました。改めて、運転中に災害にあった時にとるべき行動を見直してみましょう。

(以下、交通の方法に関する教則より抜粋)

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大地震が発生した場合、運転者は次のような措置を採るようにしましよう。

(1) 車を運転中に大地震が発生したとき

ア 急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により道路の左側に停止させること。
イ 停止後は、カーラジオ等により地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動すること。
ウ 引き続き車を運転するときは、道路の損壊、信号機の作動停止、道路上の障害物などに十分注意すること。
エ 車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動しておくこと。やむを得ず道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを止め、エンジンキーは付けたままとし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車しないこと。

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自動車教習の教則本にも掲載されているので、運転する人なら一度は聞いたことのある手順ではありますが、いざという時この通りの行動ができるかどうかが、自分だけでなく他の人々の命にもかかわります。今いちど、肝に銘じておきたいですね。

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(ずきんちゃん)

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