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『マンガでわかる 災害の日本史』
これまで南海トラフ地震はほぼ100年周期でやってきたことから、次もいつ来てもおかしくないのではないかといわれています。テレビでも良くお見かけする磯田先生が、若い人や子どもたちにも過去の災害の歴史について知って、防災の重要性を感じてほしいという願いで作られた本だそうです。難しい漢字にはルビがふってあり、マンガでわかりやすく解説されているので、親子で読みやすくなっています。小学校高学年くらいになって、歴史に興味があるようでしたら、有名な戦国武将も大地震に見舞われたエピソードなども書かれていて、さらに楽しめそうです。
災害は地震だけではないので、構成も「地震」「津波」「噴火」「台風・水害」「土砂災害」「感染症」に分かれていて、最後には「防災・減災や復興を読み解く」というまとめがあります。
2021年の初めに出された本なので、「感染症」に関することも歴史的に考えられるところがおススメです。
ぴっぴがやっている「ぼうさいぴっぴ」の取組でも、自分たちの住んでいるところの災害の歴史や言い伝えから、防災を考える視点の必要性を伝えてきました。この本を読めば、さらに広く深く学ぶことができそうですね。
(わかば)