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肩こり予防!

こんにちは。浜松市保健師の河合です。

11月に入り、日増しに冷え込むようになってきました。肩こりに悩む方が増える時期でもあります。成人の頭の重さは4~6kgほどあり、腕は左右それぞれ3~4kgほどあります。首から肩はこの重さを支えており、負担のかかりやすい構造になっています。肩こりの症状は、首すじや肩から背中にかけて、こわばり、だるさ、重さ、痛みなどを感じ、頭痛や吐き気を伴うこともあります。

肩こりはなぜ起こるのでしょうか?原因は人にてよってさまざまですが、良くある3つの原因とその対策を見ていきましょう。

肩こり

 

まず1つ目の原因は、デスクワーク、子どもの抱っこ、家事など、同じ姿勢が続くことです。同じ姿勢が続くと、肩や首回りの筋肉が緊張し、血流が悪くなります。それにより、老廃物が溜まり神経を刺激し、症状を引き起こします。対策としては、同じ姿勢で作業するときは30分に1回程度休憩をしたり、ストレッチをしたりすると効果的です。首を回す、肩を上下に動かす、伸びをするなど、こまめに意識して行いましょう。ストレッチを行う際は、呼吸を止めないようにします。反動をつけず、気持ち良いところで止めると良いです。そして、1日の終わりには、湯舟につかりましょう。39~40℃のお湯に10分程度つかると血行が良くなります。

 

2つ目の原因は、眼精疲労です。パソコンやスマホを長時間見ると、目の周りの筋肉が疲労し、首や肩周りの筋肉も同じように緊張します。対策としては、パソコンやスマホは1時間作業をしたら、10~15分程度の休憩をすることです。休憩中は、遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めます。また、寝る前に蒸しタオルで目を温めることで、目の周りの筋肉をほぐすことができ、リラックス効果もあります。

3つ目の原因はストレスです。肩こりと直接関係ないと思われがちですが、ストレスにより自立神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、血流が悪くなります。対策としては、まずはストレスの原因が何か把握することです。ストレスを完全に解消することは難しいですが、自分にあったストレス解消法をみつけましょう。

これからますます寒くなり、血行が悪くなりがちです。対策することで、辛い肩こりを予防、改善していきましょう。

文/浜松市保健師 河合

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