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お母さん、お子さんと遊んでいますか

父と子どもお子さんを連れて診察に来られるお母さんのお顔を拝見し、穏やかな、笑顔のあるお母さんの時は赤ちゃんや小さなお子さんも又穏やかな表情であることがわかります。

いわゆる”母子の響きあい”が感じられます。診察室の暖かな空気が流れます。こうしたお母さんが採点する家庭におけるお父さんの子育て応援団としての点数は合格点の60点以上で、100点以上とおっしゃるお母さんの表情は一層優しく、柔和です。夫のサポート、家族のサポートの重要性を感じます。又診察時に我が子が泣いたり、ぐずったりした時の対応は、声を掛けながら、洋服を着せ、抱っこして何とか子どもの気持を落ち着かせよう一所懸命で、ほほえまし光景です。きっと、お母さんが子供の時に親からしてもらったように、現在、我が子にしているのでしょう。これは”子育ての世代間伝達”です。 可愛がっていただいた親に感謝ですね。

一方硬い表情のお母さんのお子さんの表情はなんとなく緊張しているのが感じられます。これも親子の響きあいでしょう。子育てが難しい、子どもがうっとしい、自分の時間がない等と訴えられ、子育てがお母さんにとってストレスになっていることが分かります。ひとつには子どもと遊べていないことと家族、特にお父さんのサポートがないこと(父親評価点は全員60点未満の不合格点で中には10-15点もあり、1-2年後には別居、離婚の例もありました)が主な原因です。子どもにとっては起きている時間全てが遊びであり、一番身近なお母さんとの関わり方、即ち母との遊びは子どもの心と体の成長には欠かせないものです。その遊びにも親子の響きあいが大切です。

ぴっぴのホームページを見ているお母さん方の中にも子育ては大変で、もう一人子どもを授かるなんて考えられない、と思っておられる方も居られませんか。子どもと遊んでおられる時、遊びのあとにする家事の手はずを考えておられませんか。お母さんが我が子と一緒になって没頭して遊んでいなければ、子どもはお母さんと遊んだ満足感、充実感を得ることは出来ません。お母さんの心が我が子へ響くわけです-お母さんは忙しい、お母さんはあなたに遊んでやっているのよ-と。最初の頃は大変でしょうが少なくとも一日2回15分から30分程度我が子と楽しく遊んでください。家の中であればおもちゃ、絵本、歌(子守唄、わらべ歌、童謡)、お絵かき、新聞紙、広告、等々、屋外では砂場、ブランコ、滑り台がつかえる、落ち葉、木の枝、等等使っての遊びや思いっきり体を動かして汗を流してみましょう。身の周りの者全ておもちゃになります。テレビ、ビデオ、DVDに子守りを、遊びを任せないようにしたいものです。バーチャルは大変上手く作られており、子ども達にとっては興味尽きないものですが、心の響きあいは決して出来ません。

お母さんが我が子との遊びが楽しいと感じられるようになるまでには少々時間がかかりますが、ぴっぴのホームページにも教室や講座の情報が載っていると思いますので、それらを利用して、勉強してみてください。楽しいと感じられてはじめて-親子の心の響きあいが出来てこそ-、子どもは満足感、充実感に満たされるのです。お母さんも楽しかったと感じられた日は子どももその日一日大満足、親子ともども心が満たされる小さな幸福、お金に換算できないしあわせです。こうした毎日毎日の親子の心の響きあいが子どものセルフコントロール(自律性、積極性)の土台作りとなり、成長して周囲の人々と円満に交わり、健全な社会生活をおくることが出来ることに繋がります。
今一度我が子との日々の遊びを振り返ってみてくだされば幸いです。

子育て楽しんでください。応援します!

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