子連れでおでかけ

子育てのヒント

特集記事

お気に入り

子育てへの不安

ワーキングマザー働きながら子どもを育てることへの不安を抱いている方へ

はじめまして。
聖隷クリストファー大学講師の和久田佳代です。
フルタイム勤務で、中学生と小学生の2児の母です。
この「子育てのヒント」は、専門家の立場からとなっていますが、私自身がひとりのワーキングマザーとして、この15年間に感じたことや学んだことから、綴ってみたいと思います。

15年前、今中学生の娘を出産し育児休暇を約8か月とっている間、私にも様々な不安がありました。
まず、子育てそのものが不安でした。小さな赤ちゃんのお世話をすることが初めてですし、核家族で日中は赤ちゃんと二人きりの生活です。
そして、育児休暇明けに保育園に預けながら働くことができるのか不安でした。
身近に保育園に預けながら働いている人がいなかったからです。
誰でも経験のないことは不安です。
その不安を一人で抱えている状態ですから、不安で当然です。

娘が10か月になる4月から、無事保育園に入園することができ、日中は保育園に預けて職場復帰しました。忙しい日々でしたが、保育園の先生という一緒に子どものことを考えてくれる強い味方ができて、不安はずいぶん減りました。

それから娘が6年間、息子が6年半、あわせて約13年にわたって、私は保育園児の母でした。
後から振り返ると、保育園という大きな家族の中で過ごせた毎日は、家族だけでなく、多くの優しい先生方に見守られ、友達と思い切り遊んで育った子どもたちにとってかけがえのない財産です。そして私自身、子どもを通して子どもの友達やその保護者、先生方など多くの人との関わりが広がり、学ぶことの多い感謝の日々でした。

15年前の私のように、子育てへの不安、働きながら子どもを育てることへの不安を抱いている方がいらっしゃったら、伝えたい。是非、保育園やなかよし館など、様々な子育て支援の場を利用し、子育てを一人で抱え込むのではなく、不安も喜びも分かち合いましょう。
不安な気持ちではなく、感謝の思いで子どもと共に過ごせる日々は本当に豊かです。子どもにとっても、親にとっても豊かな人間関係が築けるような場所を見つけて、親子で成長していきましょう。

聖隷クリストファー大学こども福祉教育学科でも、子育て支援プログラムを実施していきます。是非、ご参加ください。


カテゴリー

このカテゴリの記事

子育てのヒント
を検索

このページの先頭へ