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虫歯にならない○○入りってホント?
キシリトールってどんなもの?
天然素材の甘味料で、甘さは砂糖とほぼ同じくらいですが少しカロリー控えめです。虫歯を起こさない甘味料としてお馴染みですね。
どんな効果があるの?
1.虫歯の原因の“酸”を作らない!
2.虫歯菌の数を減らす!
3.歯垢を作る材料にならない!
4.再石灰化を働きかける!(これはキシリトールの作用というよりは、ガムを咬む→唾液の分泌○↑→歯垢のpH○↑→再石灰化が促進!ではと考えられています。)
キシリトールの摂り方は?
・1日最低3回摂取する。1日5回がより望ましい(少量を回数多く)。
・毎日摂取する。
・食後や間食の後に摂取する。
※たくさん摂取しすぎるとお腹がゆるくなることがあります。
キシリトール入りお菓子の選び方は?
歯科専売のものかキシリトールの含有量を見てください。
含有比率が90%以上でなければ、キシリトール本来の効果を期待できません。
歯科専売のものは90~100%ですが、その他よく販売されているものは低めですのでご確認下さい。
ではガムを噛めない方は?
タブレット、チョコレート、スルメなどがありますがゆっくり溶けるタブレットがお勧めです。
効果はガムとほぼ同じです。ガムが噛めない小さいお子さんや年配の方、また顎関節に問題のある方でも、安心して召し上がることができます。
じゃあやっぱりキシリトール入りは虫歯にならないの?
たとえキシリトールが95%入っていても、砂糖が5%入っていれば、虫歯を起こす危険性があります。キシリトールの含量以外にも他の菓子との食べ合わせや食品全体として評価すべきです。
したがって、必ずしも「キシリトール入り」=「虫歯にならない」とはならないことを御理解いただければと思います。またキシリトール入りの菓子を食べて虫歯が治るわけではありません。
以上の点を留意の上で上手に召し上がって下さい!
ちなみにその他このような方には?
・糖尿病
砂糖に比べカロリーが4割低いこと、吸収速度が遅いため
血糖値の急上昇や代謝はインシュリンに依存しないため問題になりません。
・妊婦
口の中の環境が良くなり、出産後の乳幼児への虫歯菌の感染が抑制されます。
効果は?
歯垢が減るのは1~2週間後で、3か月続けることで虫歯になりにくい状態になります。