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「酸蝕歯」とは何ですか?

教えて歯医者さん子どもの歯Q&A

Q

「酸蝕歯」とは何ですか?「虫歯」とは違うのですか?

A

虫歯菌の作り出す"酸"が歯を溶かすいわゆる「虫歯」と、虫歯菌は関与していないが飲み物の"酸性度"によって歯が溶かされる「酸蝕歯」があります(他に胃酸によるものや薬剤による場合もあります)。
それには普段から好んで酸っぱいものばかり摂取することが原因のときと、だらだら飲みをしてそのまま寝てしまうことが原因のときがあります。
就寝中は唾液の分泌量が低下するため、寝る前の飲み物がこの場合大きく関わってきます。
酸性度を表すpH値ですが(数値が低く1に近くなるほど酸性⇔中性7⇔数値が高く13に近くなるほどアルカリ性)、清涼飲料水、スポーツドリンクではpH2~4まで下がってしまい酸性になり、歯が溶けやすくなります。
では酸性にはならない飲み物では、豆乳(pH7.3)や牛乳(pH7.0)などがありますが、糖分が含まれているため"酸蝕歯"ではなく"虫歯"になる可能性はあります。
それらの心配のないものとしましては、水やお茶ですから、寝る前の水分摂取には"水"や"お茶"を摂るようにしましょう。

文/陽だまり佐野歯科院長 佐野陽彦先生

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