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妊娠期に注意したほうがよい栄養素と食品は?

ビタミンA(⇒にんじん、うなぎ、モロヘイヤなどに含まれます)
通常の食事では問題ないですが、サプリメントや健康食品の過剰に摂取すると胎児奇形の危険が高まります。特に妊娠前から妊娠初期はサプリメントなどで過剰に摂りすぎないように注意しましょう。
亜鉛(⇒牡蠣、ナッツ、高野豆腐、牛もも肉などに含まれます)
不足してしまうと出生時に標準体重より小さい低体重児の可能性が高まります。
低出生体重児は将来、生活習慣病になる危険が高まるという研究報告があり、標準体重で出産することが大切です。
葉酸(⇒ほうれん草、ノリ、桜エビなどに含まれます)
不足により胎児で神経管閉塞障害という奇形の発生危険度が高まります。
妊娠期は必要量が高まりますので、食事でとりきれない場合は、サプリメントを使って補いましょう。
お魚の摂取で注意すること
「水俣病」の原因になったメチル水銀は、摂取すると中枢神経障害を引き起こす環境汚染物質です。海洋汚染の影響でメチル水銀が含まれている可能性が高い大型魚類は摂取しない方が良く、極端にたくさん食べるなど、かたよった食べ方をすることで、胎児に悪影響になる危険があります。
一部のお魚の食べる量を制限することで、水銀中毒を予防します。
食べる量を制限したほうがよいお魚は、キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ、クロムツ、キンメダイ、メカジキ、本マグロ、メバチマグロ、クジラ、イルカなどです。
とは言っても、大人や子どもが食べて悪影響がでることはありませんので、生まれてからの食べる量は過剰に心配する必要はありません。