薬を飲むと、眠くなり、機嫌が悪くなります。特に花粉症のお薬はひどいです。
5歳の子は毎年花粉症の時期、アレルギーのお薬をのんでいますが、幼稚園のある日は夜だけにしています。眠くならないお薬はないものでしょうか。


花粉症に使われるお薬は抗ヒスタミン薬といわれるお薬です。
「ヒスタミン」には、目のかゆみや鼻水を引き起こす作用の他、脳を覚醒する作用もあります。
従って抗ヒスタミン薬を服用すると花粉症の不快な症状を抑えることができるのですが、同時に眠くなってしまうのです。
抗ヒスタミン薬が脳に働くと、眠気が出てくるわけですから、脳へ行きにくい薬を使うことで、眠気を軽減することができます。眠気には個人差がありますが、最近では眠気が少ない非鎮静性の抗ヒスタミン薬も何種類か開発されていますので、お医者さんに相談し、他の抗ヒスタミン薬に変更することで、お子さんが服用しても眠気の出にくい薬も見つかるかもしれません。